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マンションリフォームのネックのひとつ…フローリングの防音スペック
無垢材を得意とするフローリングメーカーと打ち合わせ。

共同住宅のリフォームの場合、住宅のように床をすんなりと張り替えられない。
というのは、下階への防音の問題があるから。
竹の台団地では規約で、フローリングに張り変える場合の防音のスペックが
数値で決められています。

フツーのマンションで使ういわゆる既製品のフローリングは実験で
その値が確かめられているけど無垢の場合はそれが不明なことが少なくない。
それが共同住宅で無垢のフローリングを使いづらくしている原因のひとつ。

S邸でも床仕上げを無垢のフローリングに使いたいなぁと思っているけど、
それには規約をクリアしなければならない。そこでメーカーと打ち合わせをした次第。

方法は二つ。
1:床の下地財で防音をとる→これなら床材は何でもかまわない。でもお金がかかる
2:フローリングの下にクッション材を張る→クッションをはらないよりははるかにましだが、どの程度防音効果があるか数値では実験結果がない。

ううむ、防音効果で選べば、1なんだろうけどお金が足るかな。

ちなみに去年手掛けた別の物件では、もとあったコルクタイルの上にクッション材を敷いて
その上にフローリングを張りました。いちおう数値目標があったけど、
「現況の上に張ってるんだから、問題ないでしょ」と自治会が判断してくれたので
この仕様でOKでした。

今回もそういかんかなぁ。
まだ研究が必要です。
by yoshinaga-son | 2006-07-13 00:29 | 設計中!


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